認知症は重症なのに身の回りのことはできる アルツハイマー型認知症
| 兵庫県川西市
周囲から物忘れを指摘されていたが、加齢のためだと思っていた。
ある時、勤め先の病院から「認知症が酷くて業務の継続はできない」と言われ、退職するようにとの勧告を受けた。
MRI検査やアルツハイマー病認知検査などを受けたところ、アルツハイマー型認知症であるとの診断を受けた。
病状の進行は早く、徘徊により何度も警察に保護されており、また、家族への暴言も酷くなっていたため、自宅での対応が困難となり、入院することになった。
診断書には「重度の認知症であり、自発的な活動はなく、労働能力はない」とされていたが、「身のまわりのことは自身で行える」とされており、2級相当とされる内容だった。
診断書の評価は、単身での生活をする場合を仮定するように求めたが、医師の評価は変わらなかった。(障害厚生年金2級)